40代以上の女性の方で、手の甲の手荒れを治したいという方へ。

このページでは、手の甲の手荒れの原因と対策方法を紹介します。

40代を超えてくると、肌も加齢して、手のバリア機能などが低下することで、肌荒れや、その他の肌トラブルが起こりやすくなります。

ですので、肌荒れの原因を知り、正しい対処方法をして、若々しい手肌を取り戻しましょう!

手の甲の手荒れの4つの原因は?

手の甲の手荒れの原因は、大きく分けて4つあります。

対策も含めて、一つ一つ紹介していきますね。

■手荒れの原因と対策①~乾燥

手荒れの原因として一番多いのが「乾燥」です。

得に冬などの乾燥する季節は手の肌の水分を失いやすく、また皮脂の分泌も減ってしまうため、手肌を守る「バリア機能」も低下してしまいます。

※手の甲には皮脂腺が少なく、また手の平には皮脂腺が無いんです!

肌のバリア機能が低下すると、肌は外部からの刺激から守る力が弱くなるため、手肌に肌荒れなどのトラブルが出やすくなります。

手の肌は、日常、モノにふれる機会が多いため、刺激が多いので、手肌のバリア機能が低下すると、余計に肌荒れが起こりやすくなる部分なんですね。

■手荒れの原因と対策②~水仕事

女性、特に主婦の方は、水仕事をすることが多いですよね。

この水仕事も、手荒れの大きな原因になります!

食器を洗う時、水に濡れるだけでなく洗剤も使いますが、洗剤と水により手肌の皮脂も余計に落ちてしまいます。

また、寒い時にはお湯を使って洗い物をする方も多いと思いますが、お湯は油分が落ちやすいという点ではいいのですが、手肌の皮脂も落ちやすくなるので、手荒れのリスクが高くなります。

水仕事をしないわけにもいきませんから、水仕事をした後は、しっかりと水分を拭き取るようにしてください。

軽く拭いて自然乾燥をさせてしまうと、手肌の水分も蒸発しやすくなります。

また、水仕事をした後は、ハンドクリームなどでしっかり乾燥対策するといいですね。

■手荒れの原因と対策③~紫外線

手の甲は、日光に当たりやすい部分でもありますので、紫外線により手肌にダメージを受け、それが原因で手荒れが起こりやすくなりますl

特に、年齢を重ねることで肌の老化によりバリア機能も低下します。

そのため、若い時よりも、手肌が紫外線によりダメージを受けやすくなってしまうんですね。

ですので、手の甲を紫外線から守るためにUVカットクリームや手袋などを使うといいですよ。

■手荒れの原因と対策④~加齢

上記でもありましたが、年齢とともに肌はバリア機能を失ってきます。

また、女性ホルモンの減少などにより、肌のコラーゲンやエラスチンを正常に保てなくなってきてしまい、肌の弾力も低下してしまいます。

年齢とともに肌荒れが起こりやすくなった!という方も多いのではないでしょうか?

また、手荒れだけでなく、手の甲のシワが増えた、弾力が無くなった、血管が目立つようになった、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

手荒れだけでなく、年齢とともに手の甲のエイジングを感じているという方は、専用のハンドクリームを使うことで、手荒れだけでなく手のエイジングケアも同時にできるのでおすすめです。

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手湿疹(主婦湿疹)に注意!

もし、手の甲にできているのが水疱である場合は、手湿疹の可能性が高いです。

手湿疹は、医学的な呼び方では「進行性指掌角皮症(しんこうせいししょうかくひしょう)」と呼ばれています。

水仕事を日常的にしている主婦の方がなりやすいということで「主婦湿疹」とも言われています。

症状としては「水疱」だけでなく、「赤み・びらん」も発症することがあります。
また、痛み・かゆみが出ることもあります。

手湿疹には、通常の手荒れと違うポイントとして「症状が出る範囲」があります。

手荒れは、ひび・あかぎれが部分的にできます。
手湿疹では、手・指全体に症状が発症します。

手湿疹は・・・

・手肌のバリア機能が低下している(乾燥肌・加齢などにより)
・アトピー肌の人

・・・が起こりやすいとされていますので注意してください。

【注意!】
手湿疹の他に「汗疱状湿疹(かんぽうじょうしっしん)」「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)」のように手に水疱が現れる別の疾患もあります。

上記の疾患は、手肌の乾燥や外部からの刺激と、さらに「免疫」や「アレルギー」などにより起こるとされています。

そのため、肌の乾燥を改善するだけでは治らない場合があります。

ですので、手湿疹のような症状が出た場合は、自分で決めずにまずは皮膚科の医師に相談するといいでしょう。

●手湿疹の対策方法!

手湿疹は、肌の乾燥や手の皮脂が少なくなってしまうことで、肌のバリア機能が低下することで、皮膚がかぶれてしまい、手に湿疹が起こっている状態のことです。

ですので、対策・予防方法としては・・・・

・乾燥しないように手の保湿する。(ハンドクリームなど)
・洗剤・シャンプーなどの刺激をできるだけ避ける

という方法があります。

上記の方法でも湿疹が良くならないという場合や、またかなりひどい湿疹の場合は、病院で薬を処方してもらうといいでしょう。

手の甲の肌荒れ対策に重要なのは・・・

手の甲の肌荒れは「乾燥」が一番の原因になります。

ですので・・・

●手肌の保湿をすることが大切です!

手荒れが酷くなると「かゆみ・痛み」も出てきてしまいます。

さらに状態が悪くなると、水ぶくれになり、指が曲げにくくなるなどの状態にまで悪化してしまう危険もあります。

軽い程度の手の甲の肌荒れなら、ハンドクリームや化粧水などを使うといいでしょう。

また、肌荒れだけでなく手の甲の老化も気になっている方なら、手の甲のエイジングケア専用のハンドクリームがおすすめです。

毎日、続けてケアすることが大切ですので、じっくりと手の甲の肌荒れ対策を実践してみてくださいね。