
一番、老化を感じさせる症状として「シワ」が挙げられます。
シワがあると、一気に老けて見えてしまいます。
顔もそうですが、意外と「手」もシワが目立つ部分なんです。
顔よりも、他人の手は直視しやすいですから、男性が見ていることも多いんですよ。
放っておくと、シワはどんどん深く、クッキリ刻まれてしまい、さらにひどくなると手の甲がおばあさんのようになってしまいます。
ですので、適切なお手入れをしていきたいですね。
ここでは、手のシワが気になる方、またすでに手が老けて見えるという方にも、効果的な対策を紹介したいと思います。
目次
手は一番に老けていくので要注意!
実は、手は体のなかで一番早く老化があらわれる部分。
顔や首にシワができると、老けて見えると感じる方も多いと思いますが、顔や首にシワができていると、すでに手にもシワができているんです。
どうして、手にシワが早くあらわれてしまうのでしょうか?
手の皮膚は、真皮層が顔や首よりも薄いんです。
その為、すぐに乾燥してしまい、シワなどの肌トラブルが起こりやすい場所なんですね。
また、シワの原因としては乾燥もありますが、「紫外線」もシワの原因として注意する必要があります。
紫外線を浴びた肌は、紫外線A波により、コラーゲン・エラスチン(どちらもハリを生成)を壊されて、手の老化が進みます。
また、25歳をピークに、コラーゲンが減少する傾向にあります。
紫外線でダメージを受けて、それに加えて加齢によるコラーゲンの減少。
2つの要因が重なると、さらにシワができ、手の甲の老化は進んでしまうんです。
さらに紫外線は「シミ」の原因にもなります。
ですので、紫外線から手肌を守ることは、肌の老化・加齢を遅らせるのに大切なことなんですね。
手のシワが多い方に、簡単にできる手の甲のエイジングケア!
シワができないように、いくつか心がけると良いことがあります。
ひとつずつ、見ていきましょう。
紫外線対策は、顔だけではなく手にも!
紫外線対策で挙げられるのは、日焼け止めクリームがありますね。
顔だけではなくて、手にもしっかり日焼け止めクリームを塗るようにしましょう。
手に塗ると、ベタベタするのが嫌!という方もおられるかもしれませんが、今はベタつかない日焼け止めクリームも豊富ですから、探してみると良いですね。
また、UVカットの手袋をはめても良いでしょう。
ドライブ中や自転車に乗っている時は、手に紫外線があたって日焼けしやすいです。
毎日、ほんの少しの時間でも、積もり積もって長い時間、紫外線にさらされてしまいます。
手袋をするだけでも、紫外線カットには大きな効果がありますよ。
車に手袋を用意しておくと、つけ忘れずに済みますね。
手を水に濡れたままにしない!
家事での水仕事、手洗いの後など、手が水に塗れる機会は多いです。
その後、しっかり水分を拭き取っていますか?
手を濡らした後、水分を拭き取らないと、その水分が蒸発する時に手の潤いも一緒に蒸発してしまいます!
水分が蒸発すると、角質層がハリを失ってしぼんで、皮膚がへこんでしまいます。そうなると、シワができてしまうんです。
水分を拭き取る際には、意識して指の間も綺麗に拭き取るようにしてください。
タオルやハンカチを、吸水性の良いものに変えるのも良い案ですね。
「水分をしっかりふき取ること」それも手のシワを防ぐ大事なポイントです。
寒い季節には、お湯で手を洗いっている方も注意!
これも手にシワができるリスクがあります。
熱いお湯で手を洗うと、手の皮脂が失われやすいので、手肌が乾燥しやすくなってしまいます。
できるだけ「ぬるま湯」くらいの温度で手を洗うようにするといいですよ。
食器洗いにゴム手袋を使おう!
食器洗いの時には、手が水に濡れますので、手に水分が残っていると、手肌の乾燥の原因となり、それが肌荒れ・手肌の老化を促進してしまいます。
また、洗剤に含まれる界面活性剤は手荒れの原因となるんです。
おしゃれなゴム手袋も、安価に手に入ります。
水分や洗剤が必要となる食器洗いの際はゴム手袋を着用するようにすると、手の肌トラブルを防ぐことができます。
ハンドクリームで手を保護!
手のシワ対策には、ハンドクリームも有効です。
ただ、どんなものでも良いというわけではありません。
香料や着色料が含まれたものだと、手が荒れてしまうこともあるので注意が必要です。
手に優しい成分でできているものを選びたいですね。
ただ、ハンドクリームは保湿を目的に作られているものが多く、油分は豊富なんですが、水分が入っているものは少ないんです。
乾燥対策したい方は、まずは化粧水を手につけてから、ハンドクリームを塗るようにしてみてください。
化粧水で、水分を手に浸透させてから、ハンドクリームで水分を閉じ込めるようにしましょう。
紫外線対策の時と同様、顔と同じように手のお手入れも考えてみて下さい。
化粧水は、肌に潤いを与える保湿力の高いものを使うとさらに良いですね。
さらに、ハンドクリームを塗る際は、手の甲だけでなく「指先」「指と指の間」にもしっかり塗るといいですよ。
ハンドクリームを、手のひらで温めてから塗るようにすると、さらに浸透力がアップします。
水を使う、キッチン、トイレ、洗面所など、ハンドクリームを塗りたい場所にハンドクリームを置いておくと、塗りたいと思ったときにすぐに濡れて便利です。
寝室には、好きな香りのハンドクリームを常備しておくと、リラックスして眠れると思います。
ハンドクリームを塗り終わったら、通気性が良く、肌に優しい素材(綿など)の手袋をはめるとベストですね。
寝る前に、化粧水+ハンドクリーム+手袋のスペシャルケアをしてみてはいかがでしょうか?
ハンドクリームなら、エイジングケア専用のものがベスト!
「年齢とともに手の甲のしわが多い」と感じてきたという方は、通常のハンドクリームではなく、手の甲のエイジングケア専用のものを使うのがベストです。
その理由は・・・
●エイジングケア専用の成分が配合されている
●塗るだけで簡単にケアできる(化粧水などを使う必要がない)
●専用のものなので、若々しい手の甲になることができる
通常のハンドクリームは「手の乾燥を予防する」「程度の軽い肌トラブル対策」のために使うものです。
つまり、増えてしまった手の甲のシワを改善するほどの効力はないんですね。
ですので、手の甲のエイジングを改善するために通常のハンドクリームを使っても、あまり実感できないという方が多いんです。
上記にいろいろな手の甲にしわ対策やエイジング対策を紹介しましたが、いろいろと行うのが面倒という方も、専用のハンドクリームなら簡単にケアできるのでおすすめですよ。
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肌のケアと言えば、顔がメインとなりがちですが、手のケアも同じくらい大事だということが分かったと思います。
顔のケアのついでに、手のケアも是非毎日の習慣にしたいですね。
まだ、自分には必要ない!という方でも、早く始めるほど効果は感じやすいです。
まずは自分のできる範囲で始めてみるといいですよ。