
年齢とともに、手のエイジング老化を感じている方も多いともいます。
老化した手のことを「老け手」といいますが、老け手になると・・・
・シワが増える
・手肌にハリ・ふっくら感がなくなる
・手の甲の血管が目立ってくる
・手の乾燥・手荒れなどの肌トラブルが起こりやすくなる
・・・など、手が年齢より老けて見える「おばあさんのような手」になってしまいます。
老け手は、正しい対策をすることで、若々しい綺麗な手肌にすることが可能です。
■ただ、間違ったケアをしてしまうと、老け手を改善できません!
ですのでこのページでは、老け手の対策方法と、若々しく綺麗な手肌にするための自分でできる方法を紹介します。
目次
老け手の3つの原因と自分でできる対策方法!
老け手になる原因は、大きく分けて3つあります。
・手肌の乾燥
・紫外線
・女性ホルモンの減少
上記の原因についてと、それぞれについての対策方法を順番に紹介していきます。
手肌を乾燥させないために~水仕事に注意!
主婦の方や、お仕事で水をよく使うという方は、手肌の皮脂が落ちてしまったり、また濡れた手が乾燥するときに、余計に手肌の水分が蒸発してしまうことで、乾燥肌の状態「ドライスキン」になってしまいます。
肌の乾燥は、様々な肌トラブルの原因となります。
その理由は、肌の乾燥により「肌のバリア機能が低下していまう」からなんです。
肌のバリア機能が正常なら、肌の角質層が外からの刺激から肌を守ってくれるので、肌の中の脂質や水分が逃げてしまうのを防ぐことができます。
しかし、乾燥により肌のバリア機能が低下してしまうと、肌の中の水分が逃げやすくなってしまいます。
手肌の乾燥でバリア機能が低下すると、シワ・シミ・肌のターンオーバーの乱れ、などの原因となり、老け手が進んでしまいます。
ですので、手肌の乾燥対策をすることは、老け手対策として有効なんですね。
【水仕事をする時はゴム手袋がおすすめ!】
水仕事により手肌の乾燥させないためには、ゴム手袋で水や洗剤に直接触れないようにするのが一番簡単な方法です。
食器を洗う時にはゴムゴム手袋を、料理をする時には薄い使い捨てのビニール手袋を使うのがおすすめですよ。
【手は自然乾燥させない!】
水仕事の後や、お手洗いの後などで手を洗ったあと、しっかりと水分を拭き取っていますか?
手肌に水分が残っている状態で自然乾燥させてしまうと、水分の蒸発とともに手肌の水分も蒸発してしまいます。
ですので、手が濡れたら、しっかりと水分を拭き取って自然乾燥させないように注意しましょう。
外出先ではハンカチやハンドタオルなどを携帯して拭き取るようにするといいですよ。
【刺激の弱いソープを使いましょう!】
除菌のためのアルコールや除菌ソープは、手肌への刺激になります。
使いすぎると手肌のトラブルの原因となり、老け手を進めてしまいます。
ですので、なるべく使いすぎず、また使うなら低刺激のものを選ぶようにしてください。
手肌のバリア機能を守る!~紫外線対策
紫外線は、肌の内部にまでダメージを与えます。
肌が紫外線によりダメージを受けると、皮膚のバリア機能が低下してしまい、老け手を促進させてしまいます。
また、紫外線によるダメージは蓄積していきます。
蓄積していくと、加齢とともにシワ・シミ・たるみ、などの肌トラブルとなって現れてしまいます。
ですので、紫外線対策として、外出するときには・・・
・手袋を付ける
・日焼け止めクリームを塗る
などの対策をするといいでしょう。
UVカット専用の手袋も販売されています。
指先を出せるものもありますので、お好みのものを使ってください。
また、日焼け止めクリームは低刺激のものを選ぶといいですよ。
肌の若々しさに関係!~女性ホルモン
40歳以上の方が特に注意してほしいのが、女性ホルモンの減少です!
女性ホルモンは、お肌の若々しさにも大きく関わっているからなんです。
女性ホルモンのうち、卵巣から分泌される「エストロゲン」。
この成分は、肌のハリ・弾力を保ったり、コラーゲン・エラスチンなどを生み出すことに関わっています。
つまり、年齢とともに女性ホルモンが減少し、それがエストロゲンの減少に関わり、そのために肌のハリ・瑞々しさ・若々しさが失われて肌の老化に繋がってしまうんです。
手肌も同じように影響を受けます。
ですから女性ホルモンは、大切なアンチエイジング物質なんですね。
【女性ホルモンの分泌は増やせる?】
女性ホルモンは、年齢とともに分泌量が減っていきます。
その量を増やすということはできません。
ただ、「女性ホルモンをコントロールする」「女性ホルモンを補う」ことはできます。
女性ホルモンは、「補充療法」や「似た成分を摂取する」という方法もあります。
ただ、ここでは自分で簡単にできる女性ホルモン減少への対策方法を紹介します。
①バランスの良い食事を摂ろう!
栄養のバランスが崩れると、女性ホルモンの分泌量に悪影響を与えます。
ですので「肉・魚・大豆のタンパク質・野菜・炭水化物・少量で品質の良い油」をバランスよく食べるのがいいですよ。
納豆などの発酵食品や、オリゴ糖や食物繊維を食べて腸内環境を整えることも効果的ですよ。
②質の良い睡眠!
睡眠が不足していると、自律神経のバランスが乱れてしまい、女性ホルモンの分泌量に影響してきます。
規則正しい生活をして、睡眠時間は7時間は取れるといいですね。
また、良質な睡眠をとるには、寝る1時間前にはゆったりとリラックスして過ごすといいですよ。
③適度な運動をする!
運動をすることで、血行と代謝が良くなり、女性ホルモンに良い影響があります。
ウォーキング、ストレッチ、ヨガなど、続けられる適度な運動をするのがおすすめです。
④ストレスを発散しよう!
ストレスにより、女性ホルモンの分泌が乱れてしまいます。
逆に、ドキドキ・ワクワクを感じたり、好きな音楽を聞いたりすると、ホルモンのバランスが整います。
ストレスは溜め込まず、しっかり発散することも、手だけでなく肌全体のエイジングケアに重要なんですね。
老け手対策に重要!手肌に潤いを!
老け手の対策として「保湿」も重要です。
上記は手肌の乾燥について紹介しましたが、乾燥しないように保湿するようにしましょう。
方法としては、ハンドクリームを使うのがいいですね。
ただ、注意してほしいのが、老け手を対策したいという方なら・・・
■通常のハンドクリームではダメです!
通常のハンドクリームは、手の乾燥や肌トラブルを防止するためのものです。
また、多少の肌トラブルなら解消することができますが、老け手の対策としては力不足なんです!
ですので、ベストなのは「老け手をケアする専用のハンドクリーム」を使うこと!
老け手ケア専用のハンドクリームなら、手の保湿だけでなく、手のシワ・ハリケアや血管の目立ちのケアなど、トータルで改善することができるので、手間もかかりませんし、通常のハンドクリームよりも効果的なんですね。
ですので、老け手が気になる方なら、水仕事の後や寝る前の手肌のケアとして、老け手専用のハンドクリームで毎日ケアするのがおすすめです。
ハンドマッサージで老け手ケア!動画で紹介!
ハンドマッサージをすると、手の血流が良くなることで、手肌に良い影響を与えます。
毎日は無理でも、時間がある時、ハンドクリームを塗りながら行うといいですよ。
実際のハンドマッサージの方法は、下記の動画が参考になりますので、見てみてくださいね。
※音声がでます。音量に注意してください。
老け手対策が面倒くさい?そんな方は・・・
上記より、色々な老け手の原因と対策を紹介しました。
自分でできる簡単なものですが、色々と方法がありますので「面倒くさいな」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私も面倒くさがり屋なのでよく分かります。
上記の老け手の対策方法は、1日2日行えば良いものではなく、毎日続ける必要がありますからね。
でも、何もしないと老け手はさらに進んで余計ひどいものになってしまいますので、まずは出来るものから1つでも始めてみるといいですよ。
・水仕事の時にゴム手袋を付ける
・手の水分はしっかり拭き取る
・老け手ケア専用のハンドクリームを使う
上記の3つは、比較的行いやすいものだと思います。
どれか1つでもいいですので、まずは続けてみて、2つ、3つと少しずつ老け手対策を増やして、毎日の習慣にするといいですね。
私は、老け手ケア専用のハンドクリームが簡単なので、毎日行っています。
昼の水仕事の後の時間と、夜寝る前の1日2回のケアだけなので簡単ですし、専用のものなので効果的ですよ。